収納スペースに入るモノだけにする

収納の動線を考え、取り出しやすい位置を考えても、収納スペースへ詰め込みすぎはNGです。収納は「取り出しやすい」ことが前提ですので、取り出したときに、他のモノも一緒に出てくるようでは、何の解決にもなっていません。また、新たに他のモノを追加して収納しようとしても、適切な収納場所にその余裕がないようでは、新たな場所に収納スペースを設けることになり、せっかく積み上げてきた片付けの手順が台無しになってしまいます。

大切なのは、今ある収納スペースを最大限活用し、入るモノしか持たないようにすることです。モノが増えたら、片付けの基本にもどり、本当に必要なモノかどうかを見極めるところから始めることです。判断ができないものは、仮の置き場所をつくっておき、期限を決めて処分することも忘れてはならないことです。

収納スペースの適切な収納量の決め方の方法の一つとして、収納スペースから必要量を決定する方法があります。たとえばクローゼットの場合、ハンガーをかけられる数が30本だとしたら、それが適切な収納量となります。同様に引き出しの中も、モノを入れて余裕があるぐらいの、出し入れにストレスがない量が適切な量になります。それ以上のモノがある場合は、使用頻度を考えて、必要か不要かに仕分けて処分を考えたほうがよさそうです。

アイテム別の適正数量も決めておくと、目安となり、一定の量を超えると、使用頻度の低いものは別の場所に移したり、処分を考えることが容易にできるようになります。CD、衣類、食器、書籍、靴などはこの方法が効果的で、定期的に処分したり、余分なモノは買い足さないような考えに変わっていく人もいるようです。

散らばりがちな細かい物は一まとめに

基本的に男性はおおざっぱな性格の方が多いかと思います。
日常、仕事に行くときはスーツを着用していく方が多いかと思いますが、女性が思っている以上にスーツのポケットは数も多く便利です。

仕事から帰宅し、ポケットの中から財布、ハンカチ、カギ、携帯等々次々と物が出てくるかと思います。

こういったときは玄関の近くに小さなかごなどを用意し出かけるときはそこからバッと持ち出し、帰ってきたら全部まとめて入れておくことで忘れ物もなく仕事に出かけられるかと思います。

そして、家の中のあちこちに散らばりやすくいざというときに見つかりにくい物といえば取扱説明書や保証書かと思います。
これはポケットファイルにまとめて収納してしまえば、何かあったときにあちこちを探してストレスを感じることもないかと思います。保証書などは、説明書の表紙か裏に貼り付けてしまうとよいでしょう。これで、家電などを買い替えたときでも、入れ替えがスムーズになりますし、もう処分してしまった説明書をいつまでも置いておくこともなくなるかと思います。

同じように、名刺や年賀状なども収納してしまうと、年末などにお歳暮を送るときでも困らないかと思います。

普段なかなかしようしないようなものでも、いざという時に無いと困るものもたくさんあると思います。こういったものでも一まとめにしておくことで、何かあったときに便利かと思います。

かといって、使わない物をいつまでもとっておいてもしょうがないでしょう。あって当然と思いこんでいるものや、実はそこまで必要ではない物は処分してしまう勇気も必要です。

物を収納するスペースや手間が減ることは生活の中ではメリットとなりえますし、新たな発見もあるかもしれません。

狭い部屋で快適に生活するには

狭い部屋の限られた収納スペースでも、スッキリ収納して快適に暮らせる方法はあるものです。
洋服ならば小さく畳むだけで、靴は重ねるだけで、収納スペースを増やすことができるのです。
あらゆることころに収納スペースをつくってしまうと、部屋が余計に狭く見えてしまうため、収納を増やすというより、収納方法を工夫して収納の容量を増やすことが秘訣となるようです。

とはいえ、すべての物を収納するには限界があります。
狭い部屋だから収納が少ないとあきらめてしまう前に、見逃している隙間空間を探してみることです。
例えばトイレの上やベッド、ソファー、椅子、テーブルの下の下などに、隙間や空間を見つけたら、収納に活用してしまうのです。
イスやベンチに板を取り付ければ、本やCD、DVDの収納することができるようになります。
ベッドの下に空間があれば、収納ボックスに洋服などを入れて、収納することもできます。
ちょっとした工夫で、無駄なスペースを収納スペースに変えることができるようになるのです。

それでもどうしても片付けきれないものは、思い切って見せたまま収納したり、壁面を活用するという方法もあります。
例えば、壁にフックと取り付けてバッグや洋服、靴などを掛けてしまうのです。
なかにはクローゼット代わりに、簡易的な椅子を壁に取り付けて、足の部分にハンガーをかけて利用するという人もいるようです。

最終的に収納しきれなくなった物は、本当に必要なものかどうかを考えて、不要ならば処分してしまうのもよいかもしれません。
荷物が減れば収納しなくてはならないものが減りますので、片付けも楽になります。
捨てる基準は、自分で要るものと要らないものにまず分別し、要らないと判断したものから捨てるようにします。
貴重な収納スペースは、必要な物のために確保することが大切なようです。

収納用品は買い足たさない

収納しきれないならば、収納用品を購入すれば解決しそうな気がするかもしれませんが、狭い部屋では、買い足した収納用品の置き場所にも迷ってしまうことになります。
置けば置くほど、くつろげる空間を狭くすることになり、圧迫感で居心地も悪くなることでしょう。
そもそも収納用品を増やしていいのなら、片付けは誰にでもできるので、収納用品を増やすということでは根本的な解決にはなっていないようです。
今ある収納用品だけで片付けをすることこそ、本来の片付けといえるかもしれません。

では、収納しきれなくなったけれども捨てられない物はどうすればよいのでしょうか?

捨てられるようになるまで待ってみることも一つの対処法かもしれません。
時間をかけて、捨てられるようになるまで待っている間にも、邪魔な物を毎日目にすることになりますので、そのうち捨ててもいいと思えるときがくるかもしれません。
そう思ったときこそ、捨て時のようです。

捨ててみた結果、まだ収納が足りないならば、部屋の中ではなく、外に収納スペースを確保することを考えることです。
特に、特定の季節だけしか使わないスキー用品やゴルフバッグなどかさばる物は、トランクルームなどを借りて収納するのが賢い方法かもしれません。
部屋の中だけで収納してしまおうとするとごちゃごちゃする部屋でも、別の場所に収納することで、部屋は片付いてスッキリすることでしょう。
預けたい荷物の量に合わせて、サービスをうまく利用するとよいかもしれません。

さらに不要になったものはリサイクルショップで買い取りしてもらったり、子供服などはネットオークションに出すという方法もあります。
まずは収納しきれなくなったものが必要がどうかを判断し、最適な方法を選ぶのがよいかもしれません。

身近にあるお役立ちアイテム

わざわざ収納のためのボックスや棚を買わなくても、家の中を見渡せば、スッキリ収納のお役立ちアイテムを見つけることができます。
アイデアが思いつかない場合は、100円均一やホームセンターに足を運んでみるのもよいかもしれません。
ラックやワイヤー、結束バンドなど、費用をかけずに収納上手になれるお助けグッズを見つけることができそうです。

大きなテーブルや化粧台も設置することができない部屋では、ワイヤー、ハンガー、フレームの利用がおすすめです。
ワイヤーハンガーに、からまりやすいネックレスやピアスなどのジュエリーを下げれば、ジュエリーボックス代わりになり、取り出すときもスムーズです。
また、フレームにアクセサリーや小物を収納して、壁面にフレームごと飾れば、おしゃれなインテリアにもなったりします。

その他、新聞収納にはふた付きカゴが便利です。
新聞入れは布製の袋が多く、ひもで括るときに面倒だと感じることがあるようですが、そんな煩わしさを解消してくれるのが、ふた付きカゴです。
カゴに十字にビニールひもをかけておき、新聞を入れ、溜まったらひもを結び、取り出すだけで済みます。

オフィスでも大活躍のクリアファイルですが、家庭でも有効に活用する方法があります。
カードの明細、学校のプリント、契約書など、家庭でも紙類は増え続けます。
そんなときは、A4ボックスにA4クリアファイルを入れ、仕切りを作って常に見えやすい状態にしておくのがよいかもしれません。

クリアファイルは仕切りとしても最適で、しかもラベルがつけやすいというメリットがありますので、大いに活用できそうです。
取り出しやすいところにおいておき、紙類はすべてそこに集めるようにしておくと、いらなくなった紙の処分も楽になり便利です。